鶴来愛環会では、職員の自己研鑽や資質向上を目的とし、様々な研修に取り組んでいます。
7月中旬にあいわこども園にて、”2022 鶴来愛環会 職員研修”が行われました。
今回の講師は、いつも”森のこども園”で大変お世話になっている”カツオさん”こと、小川将友先生です。
ここで、簡単に小川先生のプロフィールを紹介します。
小川先生の研修は、毎年開催されています。自然体験活動や保育の観点はもちろんのこと、現代社会における今話題の教育トレンドキーワード(2022年度は誠実性、グリット、情動知能、共感性など・・・)も多く盛り込まれており、毎回とても深い学びのある研修となっています。
今回のテーマは「Neal&非認知能力」。
Nealとは、あまり聞き慣れていない方が多いかと思いますが、”自然体験活動指導者資格”のことです。現在鶴来愛環会では、保育者が資格を取得し、資格の中で得た知識や学びを保育の現場や”森のこども園”などで生かされています。
もう少し詳しくお話すると・・・Nealは、国立教育振興機構とNPO法人自然活動推進協議会との協働によりカリキュラムを養成しています。
「子どもの頃の体験は人生の基盤であり、豊富な体験が大人になってからのモラル、やる気などの生きる力を養成しています。~中略~かつては、様々な体験活動が日常にありましたが、現代では体験活動の機会を意識的に提供することが必要となっています。そのためには正しい知識と経験を有する指導者が必要です」ことを推進しています。
※興味を持たれた方は、ぜひインターネットなどで調べてみてくださいね。
非認知能力とは、鶴来愛環会の”教育、保育”の理念の中でも掲げられている「将来人間が生きていく中で最も大切なやる気や試練を乗り越える力、自己抑制や忍耐力」です。非認知能力は、日々の遊びや生活の中から、自ら経験し学ぶことで育つ力であり、鶴来愛環会の保育で大切にされている”子ども達が自ら考え、仲間と協力し、新しいものを創造する”力に非常に重要です。
<研修の様子>
~マシュマロチャレンジ~
簡単なルールは・・・
パスタ20本、90センチのマスキングテープ、90cmのひもを使い、パスタを積み重ねたり積み上げていくなどの方法で、頂上にマシュマロをさして完成!パスタが自立して高くそびえたたせることがとても難しく、各グループのチームワークが生かされていました。
~ニールのルーツを勉強しました~
研修の様子~
次回の研修は・・・
今回の研修で学んだ知識を生かし、”自然体験活動”をグループごとにプレゼンをして実際に森に入り、楽しむことになりました!
保育者のアイデアが形となり、どんな”自然体験活動”が生まれるでしょうか?
次回のニール研修レポートも楽しみにしていてくださいね。