3・4・5歳児は、7月から月に2回のペースで、インストラクターの菊地先生に来て頂き、1年間を通して「造形活動」を始めました。
造形活動を通して、
①いろいろな素材と仲良くなろう(感覚の解放 手・足・体ごと)
②たくさんの試みをしてみよう(自分なりの素敵さ・カッコよさを見つける)
③描き、作る楽しさを味わう(造形の道具を操り、広げていく)
④達成する喜びを味わう(自分なりの表現で描く、作ることを楽しむ)
上記の目的を根っこに持ち、造形活動の過程の中で一人一人が経験できるように進めていきます。
第1回目の造形活動!子どもたちは「なにをするんかな?」とウキウキ・ワクワクしている表情で、菊地先生のお話に聞き入っていましたよ。
今回は、4・5歳児ともに「ねらい:大きな画用紙に皆で描くことを楽しもう」でした。
【ひまわり組】
菊地先生にご挨拶をした後、さっそくスタート!!
大きな白い画用紙に少しドキドキして躊躇する子もいましたが、好きな絵の具を選び、描き始めると楽しくなってきたのか表情が和らぎ、どんどんと絵の具の世界に引き込まれていっている様子も見られましたよ(*^^)v
「みて!色が混ざった~!」と画用紙の上で色が混ざり合うことを発見★
筆で描いていくと、絵の具が垂れてくることにも気付き、その様子から「雨みたい」と雨に結び付けて楽しんで眺めている姿もありました!
「みどりいろ!!」
友だちと色が混ざり合う楽しさも共有しながら、色の話に盛り上がっていました~
画用紙に塗っていた絵の具も、指や腕へとダイナミックに広がっていきましたよ♪
「筆で手や足に描くと気持ちいい」と喜んでいる姿もみられました(*^-^*)
「青色と赤色を混ぜたら紫色になったよ!」
手形や足型でどっちが大きいのか比べる姿も見られました♪
8色の中で、三原色や色を混合することで様々な色を生み出せることの不思議さ・美しさも知り、“絵の具“の素材の良さも体を使って体験することができました。
【かんな組】
菊地先生にご挨拶をした後、まずは準備体操!!
~手・足をぶらぶら~
さっそく、8色の絵の具の中から、好きな絵の具を自分で選択して手に取り、真っ白の画用紙に駆け寄って意欲的に描いていましたよ♪
同じ色の筆は4本までしかありません。使いたい絵の具が机になかった時は・・・
「終わったら貸してや!」「一緒に使おう~」と声をかけ合っている姿もありました。
一人一人、好きな絵の具の色や描きたい物のイメージを沸かせ、ドンドン白い大きな画用紙に広げていっていました(^^)/
子どもたちは、“真剣“な表情だったり、好きな物を描いていく内に“笑顔“になったり、友だち同士で“協力“をして一つの絵を描いていったりと、それぞれ楽しみながら描いていましたよ。
男の子たちは、雷を描いていましたよ⚡
今にも、音とともに光りそうな迫力のある雷が並んでいました!
筆を使って描いていく内に、指にも付いてしまいましたが、そのまま画用紙へ!!
子どもたちは、指で描くのは筆とはまた違った、“色の混ざり具合“の発見や面白さにも気づき、「もっとこの色を上からのせよう」
「○○色もってきてー!」
と目を輝かせ、友だちと共同しながら作品を作っている子もいました。
しばらくすると、かんな組も指から腕へと絵の具の範囲が広がり、ダイナミックになっていきました(*^^*)
ジャーーーン♪
「筆がこちょばしい~」
握手をすると、なんと不思議!
色が混ざり合っていくことも発見し、嬉しそうに手や腕で塗り合う子どもたちの姿もみられましたよ☆
~完成~
4枚とも、素敵な作品に仕上がったね!
一人一人が何を描くか話し合いながらしているところは、1枚の絵に繋がり・・・
それぞれ好きな物を描いているところは、宝箱のようなキラキラした1枚になりました。
ひまわり組もかんな組も、初めての造形活動でしたが、楽しい雰囲気の中で
“絵の具“や“筆“に触れ、開放的な空間で大きな画用紙に描くことで、普段味わうことのないような感覚も味わい、心がとても解放されているようでした。
2クラスで作った作品は、子どもたちもとても楽しみにしている夏祭りの“ちょうちん“に大変身する予定です!!
保護者の皆様には、今後も「造形活動」のご理解とご協力の程、宜しくお願い致します。
尚、造形活動の日は「どろんこ」の服に着替え行っています。