年中の時に秋・冬と2回“森のこども園“を経験しています。
今年から、日本ならではの春夏秋冬の四季の移り変わりの美しさや、新しい発見、自分で気づく力、気象現象にも負けない逞しい心と体を育むことを目的として、年に4回となりました。
今回の“春“で3回目を経験する予定だったのですが、コロナウイルスの影響もあり、自粛させて頂きました.
子どもたちもずっと心待ちにしていた、森のこども園は“夏“からの開催となりました。
今回のお天気は森のこども園でも、珍しい“雨の日“。
一度、かっぱを着る練習をしていたので、みんなスムーズに着れていましたよ!
森に着くと、早速インストラクターのカツオさんとめがねさんから
「で~たぞでたぞ」の掛け声に合わせて、森で出会うと危ない動植物についての確認をしたり、森のお約束をしました。
子どもたちは、「はちは、石になるんやったよね」「へびは、どうするんやったけ?」と年中の時のことを思い出しながら、答えている姿がみられましたよ。
そして、森の中に入る前に「おべんとうなあに?」の絵本と、カツオさんとめがねさんの“森の手作り弁当“も見せてもらいました。“森の手作り弁当“の中身は、緑や黄色、茶色などの葉っぱやキノコ、木の実ととても美味しそうな物がいーーっぱい詰まっていました!
子どもたちも、「食べられる物を探したい」「何があるかな~」と期待をもって出発する準備ができました(^^)/
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まずは、森に向かって元気にご挨拶です!
ご挨拶の後、みんなで耳を澄ますと…「サーーー」「ザーー」「ぽつぽつ」と雨の音とともに返事が聞こえてきたような感じがしましたよ。
森の中は、晴れの日とはまた違う雰囲気で、ひっそりとし、雨の音が響き渡っていました。
また、地面は雨をたくさん吸い込み、さらに坂道は雨で流れ、ぬかるみ滑りやすくなっていましたが、子どもたちは「そこ滑るよ」「こっち歩いたほうが滑らんよ」「だいじょうぶ?」とみんなで声を掛け合い、手を取り合って協力しながら歩いていましたよ☆
“お弁当“の材料を探しながら、森の中を進んでいくと、森の住人を発見!
子どもたちは、興味津々に見つめ、動いているのを観察したり、こども園でみる大きさを思い出しながら比べっこしていました。
カタツムリは、カツオさんの人差し指の長さ分はあるほど大きいものでした!!
「おっっきい!」と子どもたちは、目を丸くして驚き、輝かせながら見つめていましたよ~
頂上に到着すると、なにかを発見した子どもたち・・・
「なになに」と興味津々にみんなで集まり、その周りを囲んでいました。
それは、なんと“キノコ🍄“
大きさや形、色の違いもそれぞれ異なり、子ども同士で触ったり、匂いを嗅いでみたり、大きさを比べたり、
たくさん採った子は採れなかった子に分けてあげたりと、友だちを想う優しいやり取りも見らました。
ジャンプしたくなるような水たまりを見つけ、思いっきりジャーーンプ!!!
大きな棒を見つけると・・・
棒の上の部分を持ち、そっと手を離して、倒れる方向を探ることを何度も楽しんでいる子たちもいましたよ。
そして、“お弁当“の材料もそろい終わったところで
森にご挨拶をして、ハイテク交流センターに戻ってきました。
子どもたちは、なにか一つの冒険が終わったような逞しい顔をしていましたよ★
インストラクターのカツオさんやめがねさんに、ご挨拶をした後、
お腹がペコペコな子どもたちは、みんなで円になり、「何味から食べるー?」「しお!」と楽しい雰囲気の中で美味しくおにぎりを食べました。
園に戻ってから、“森のお弁当“を一人一人作りました。
創造力をたくさん働かせ、森で集めた材料で足りない物は、園にある材料も工夫して使いながら、それぞれ美味しそうな“お弁当“が出来上がっていましたよ~!
おしぼりやお箸、お弁当包みなどもつけて、工夫満載でした(*^^*)
保護者の皆様には、森のこども園の準備やご協力をして頂き、ありがとうございました。
また、雨の中ということもあり、写真がうまく撮れていないことや水滴がついていることがありますが、ご理解の程よろしくお願い致します。
次回は、実りの秋にあるので、お楽しみに~~!