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避難訓練~命を守る大切さ~

 

 

 毎月、あいわこども園では地震””火事””防犯など、様々なシチュエーションを想定したうえで、万が一災害や事件などが起きた際に、具体的な計画及びマニュアルに基づいて、お子さんの安全確保をするために訓練を実施しています。

 

避難訓練のねらいとは・・・

 

実際に災害が発生した時の動きや対応を日頃から認識しておくため

自然災害や事故はいつ起こるか予測不可能です。訓練を様々なパターンで繰り返し経験することで、保育者は子どもたちを守り、子どもたちの動きを予測しながら、誘導の手順や保育者同士の連携を図り、冷静に対応することを大切にしています。

  

子どもたち自身も訓練に慣れてもらうため

 日頃の保育の中で、遊びや生活を通して、子どもたちは聞く力””見る力””行動する力を自ら学んでいます。避難訓練では、ベルや放送を使って知らせる為、いつもとは違った雰囲気を感じとると不安になる子も予測されます。訓練を定期的に実施することで、とっさの状況の中で注意力を払い、保育者と共に危険を認識し、保育者の指示に従い行動する””保育者の傍を離れないなどの行動へとつながるよう、年齢や発達に応じて自分の身を守る力が育つことを願っています。

  

避難ルートや避難にかかる時間を正確に把握するため

  発生した災害が何であるのか、そしてその日の子どもの人数や子どもたちのいた場所によってかかる時間や避難経路は変わってきます。また、訓練の内容によっては、園庭などに避難することも想定されます。毎月の避難訓練を実施し、職員同士での振り返りを繰り返し行うことで、避難訓練時の情報が見直され、非常時に備えて最もスムーズに移動や避難が出来るようになります。

 

先月は、県民一斉防災訓練(シェイクアウト石川)に参加しました。

 

シェイクアウト石川とは・・・訓練日時を指定し、「しゃがむ」「かくれる」「じっとする」という安全行為を行うもので、石川県全域で11時より行われました。

(訓練時の様子~以上児~)

 

訓練では、保育者の指示に従い、保育者と一緒に安全な場所で静かに避難することができました。

 

訓練後は各年齢に応じて、訓練時の自分たちの行動はどうだったかつどいを通して振り返ったり、保育者と一緒に絵本や紙芝居を通して、大事な命の大切さを伝えあう時間も大切にしています。

 

冒頭でも書きましたように、災害はいつ起こるか予測不能なものであります。

ご家庭でも話したり、自分の身を守ることや命の大切さについて触れる機会を設けて頂ければと思います。また、重要事項説明書14ページに<非常災害対策>について記載されていますので、併せて再度ご確認いただけたらと思います。