久しぶりの造形活動、第４回目はたんぽぽ・かんな組でした♪
【たんぽぽ組】
たんぽぽ組は、３回目ということもあり、何が始まるのかな～と期待を持って真剣に菊地先生の話に耳を傾けていましたよ。
今回は、「ねらい：はさみでちょきちょき」ということで・・・
まずは、菊地先生から安全に使うための“正しいはさみの持ち方から使い方“まで教わった後、実際にスタート！
様々な素材（厚紙・画用紙・和紙・カレンダー・包装紙）を１回切りで切れる長さにカットされたものを、「紙屋さん」と題し、一人一人指で触り、素材の柄や厚さ・質感などを確認しながら好きな素材を選んでいきました(^^♪
そして、自分の好きな素材を選び終わると、進級のときにプレゼントされていた“はさみ“を初めて渡されました。すると、子どもたちは自分の名前が書かれたはさみを嬉しそうに眺めたり、ケースから出して手を入れて動かしてみたりと、満面の笑みで嬉しさを表現していましたよ～♪
切る時は、真剣！！！
子どもたちは、右手は“はさみを持ち、手先を動かすこと“、左手は“紙を横に動かしていくこと“と、それぞれのペースで両手を器用に動かし、じっくりと集中して取り組んでいました。
切った紙は、ナイロン袋に入れて膨らまし、毛糸で結んで完成☆
シャカシャカと袋の中で音が鳴るのを聞いてみたり、手に持って袋がフワフワと踊る様子を走って楽しんでいたりと、盛り上がっていました。楽しみすぎて、廊下に飛び出して喜んでいる子もいましたよ～～！
【かんな組】
かんな組は、多目的室にいくと・・・
一度はさみの置き方などを確認したこともあり、自然に「おやますわり」をし、はさみも近くに置いて、ちゃんと菊地先生の話しを聞く体勢を自分たちで整えていました。
今回の「ねらい：身の回りにある素材で船をつくろう」ということで、菊地先生からこんなやり方もあるよ～と１つの方法（牛乳パックと紙コップを組み合わせること）や水に強い素材はなんだろう？とみんなで考えつつ、
数名の子どもたちは、何やらひそひそと相談中・・・「でも、あれとこれをくっつけたらいいんじゃない？」「はよしたいね」と少しの素材を見ただけで、もう作りたい“船“のイメージを持つことができるようになっていましたよ🚢
船作りがスタート☆
素材は（牛乳パック・ペットボトル・プラスチックの容器・トレー・ストロー・カップ類・ビニールテープなど）を準備し、
作りたい“船“をイメージしている子は、必要なパーツになる素材を選び、
まだ“船“のイメージが出来ていない子は素材を見て触ってを繰り返して選び、作り始めていました！
トレーは大人気でしたよ～～
大きさや形、厚さ、質感がそれぞれ違ったので、より自分の理想に近いものを探し当てていました！
ビニールテープは、水に強いということで、様々な素材と素材を組み合わせて試行錯誤しながら貼ったり、巻き付けたりしていました。また、カップにはさみで穴を空け、その穴の中にストローを通すという方法を自分たちで“ひらめき“、自分で挑戦したり、友だちに「こうしたらいいよ～」と教えてあげる姿もありました♪
大きな素材を１人でくっつける のが難しい時は、近くにいる友だちと協力しあい、作り上げている子もいました！
また、２人で１つの船を作り上げ終わった子は、別の何かを作成中・・・
何が出来上がったかな～？
最後の片付けは、子どもたちも自主的に手伝ってくれました！
ちゃーーんと色分けまでしてくれ、次に使う時のことをよく考えて入れてくれていましたよ～ ありがとう(*^^*)
とっても素敵な“船“が出来上がったので、プレイルームで一人ずつプレゼンをしてもらいました。
別の活動の中でも、プレゼンをしたことがあるので、子どもたちはそれぞれたくさんの“ひらめき“や“夢“が詰まった船を見せながら、「どんなところが難しかったのか」「見て欲しいポイント」などをしっかりと自分の言葉でまとめ、発表していましたよ☺
子どもたちも、一所懸命に発表している子の話に耳をすませ、「そこが難しかったんや」「おれも！」と共感をしながら聞いている姿もありました。
造形活動も始めのころに比べ、造形が大好きな菊地先生とも親しみをもって関われるようになり、造形活動の時間もとてもワクワク・ウキウキと楽しみにしている子が多いようです！また、活動を進めていく中で、様々な素材や道具に触れ、素材や道具の使い方にも少しずつ慣れてきている様子も増えてきました。そして、なんといっても造形を通してならではの子どもたちがイキイキと自分たちの“ひらめき“を大事にできる時間があることで、子どもたち同士の成長へと繋がっていると感じています。
いつも、保護者の皆様にはご理解とご協力を頂き、ありがとうございます。
次回からは、運動会に向けて、たんぽぽ・ひまわり・かんな組で一つの物を作り上げていく予定です♪
お楽しみに～～